2022年06月23日
計算に、電車だよ☆
先生の机の近くには、
電車の模型が置いてあります。
磁石でくっつくタイプのものです。
幼児さんが、「でんしゃだ~」と 遊ぼうと、
時々、手を伸ばします。
この電車は、幼児さん用 ではないのだなあ。
使うのは、(小学生を飛び越えて)中学生なのです。
もうテストで経験していることでしょう、中学1年生の数学の、最初の単元「正負の計算」
中学(さらにそれを越えて)数学の、一番の土台となる考え方の、
大事な大事な、単元です。
符号に気をつけて、
減法(引き算)は加法(足し算)になおして、
累乗が出てきて・・・
・・・と 計算のルールもあって、初めて中学数学の計算に出会う生徒さんにとっては、
その考え方になかなか複雑で混乱しがちなことも、あるようです。
そんなときに、ざっくりとイメージしてもらうために、登場させる「電車」!
この電車はね、<<計算電車>>
みんなでくっついて、前に進みたい。
普通に足し算(加法)でくっついていれば、ちゃんと進める。しかし!
引き算(減法)があると、電車こんなかんじなんだね!
(写真)
はなれちゃって、計算進めないから、足し算に直して、くっつけてあげよう。
そうすれば、スムーズに前に行ける♪
(もちろん、足し算に直すときの符号の変え方も、きちんと理解しておきます)
・・・なんとなく、イメージがわいたでしょう?
さらに、その先の理解、足し算の符号を省いた形での計算式の形は、
こんなかんじで・・・
足し算の「+」が消えても、数同士はくっついている♪
累乗は、こんなかんじで・・・
ね、これじゃあまったく、電車は走りずらい(笑)
だから、まずは、
累乗を外して、一列電車にしよう!
(外し方のルールも、きちんと理解しておきます)
途中式は、最初は必ず、書きましょう。
「大丈夫。最初にきちんと途中式を書いていくと、
そのうち書かなくても ぱっ と 頭に浮かぶようになるから♪」
そう言って、教材の囲み通りに、
きちんと書いてもらうことを徹底します。
これから先の数学を解いていく、肝心要(かんじんかなめ)の単元だからです。
小学校1年生の、<合成と分解>の考え方を
しっかりわかるようにしておくのと、一緒なのですね☆
何においても1年生は、とっても大事なのですね!
<<計算電車>>のアイディアは、
実は、お迎え待ちに電車で遊んでいる幼児さんの様子を見ていて、浮かんだもの。
だから、幼児さん!ありがとう!☆
あなたたちのおかげで、
あなたたちよりもっともっと大きい中学生が、
楽しくふむふむと、基本のき から
理解することが、できています

・・・と、いうことで、電車は今は、高い位置に。
幼児さんの
手が届きにくく、なっております・・・。
その先の単元にも、小学生の計算や文章題などの考え方にも
<<〇〇電車>> 使えそうですね

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