2022年06月11日
小さな食卓
次女が修学旅行中て、一人だった時の、朝ごはんです。
残りの鯖と、とりあえず今日は走るからお肉と、
お味噌汁も残り野菜で一人分だからすぐ沸かして、すぐに出来ちゃいます。
時間だって、さかさか食べて、すぐに終わっちゃいます。
ぼんやりと、まだ眠たい頭で揃えた、
小さな、ひとりぶんの食卓を前に、
私は、レパートリーもたくさんあるし、それなりに手慣れたお料理もさっさとできるけれど、
きっともう、
ずっとこのままの、小さな食卓。
今一人暮らしをしていて、おんなじように、
一人の食卓を囲んでいる長女は、
作れる料理も少いし、なんだかヘンテコな組み合わせもあるけれど、
きっとこれから、
家族が増えて、長女のごはんでみんなが育つ、にぎやかになる、「一人の食卓」
今を生きていく、ということは、
そういうことかも、しれない。
日々のごはんと一緒に、心もそだって、
学ぶ意欲も、未来へ進む勇気も、わいてくる。
だから、今のひとつひとつを
ごはんと一緒に、
大切に、心に留めていけますように。
日々の教室で、時々、
「おいしいはなし♪」なんかをしながら
いつも来てくれるお子さまたちを、
「生きることは素晴らしい」と思える未来に
送り出せますように!

そりゃあ、お肉も、お味噌汁も、ぶどうも、
いつものようにおいしいのだけれど。
お腹に入れば、満腹だけれど。
なんだか、ちょっと、違うようなあ?(笑)
子育てが終わる、ということは、
「おいしい時間」が終わる ということかもしれない ?
・・・次の、じぶんだけの「おいしい」を
みつけることかもしれない(笑)

