2022年04月20日

・・・まぁ! 絵だわ!


昨日は、小学6年生と中学3年生を対象にした文部科学省の全国学力調査日でした。
4月実施は3年ぶりで、今回は理科も加わりました。
生徒さん達に様子を聞いてみると「書く問題が多かった」「問題を考える問題(!)が出た」など、
前回までとはちょっと違う〈あたらしい学力〉を意識したような出題傾向だったようです。
学校内でも「かんたんだった」「むずかしかった」感想は様々だったそう。
結果を楽しみに待ちましょうね。








さて、年中さんから教室を続けているlさんが、先日、
宿題でやってきてくれた教材、
「お絵かきしてきた」と見せてくれました。(最初の写真)

・・・まあ!
教材に、絵だわ・・・!




まず、先生は、
『すごい! まえよりじょうずになってるね!』  ・・・と、ほめました。
(本当に、少し前までは、目は黒目ぐるぐるだけで、白目はなく
手は5本指まで細かくは、描かれておらず、
かみの毛のふわふわした感じの描き方も、この日初めて見たのです!)








lさんは、いつも教材が100点になると、そのあとに
「ぶどうかけるよー」とか、「ぞうかいてみた」と、
教材のイラストをまねて、 自分流に お見本のイラストのそばに描いてくれるのです。

お絵かきが大好きなlさんにとって、教材と絵は、セットなのだと、思います。

幼児さん教材もだんだん小学生教材に近づいてくると、
読む量や考えて書く課題も、増えてきます。
自分でよーくよーく読んで、考えてできた! じょうずに書けた!
がんばった、ホッとしたその後の好きなお絵かきは
lさんにとって、<自分へのごぼうび>と
<素の自分にもどれる>しばしのOFFタイム♪ 自分だけの安心のひととき なのでしょう。

幼児期は からだぜんぶで、
喜怒哀楽を表現する時期だから、
これを否定してしまったら、きっとlさんは こころの居場所がなくなってしまったように感じ、
楽しく学ぶことも、前向きに取り組む気持ちも 自信も全部
小さく悲しくなってしまうだろうということも、先生は lさんの様子から、わかっていたのです。






・・・本当に、上手になっていたから!
たとえ 教材とは関係ないような すみっこのお絵かきでも
先生は、lさんの成長を感じて、
またひとつ、大きくなっていることが、嬉しくて、
「上手になったね」と ほめました。



それからその日もlさんは、いつも通り、
自分のペースで 一生懸命、
教材に 取り組みましたface02












お絵かきも、いつかは「卒業」するのです。

lさんの教材から いつのまにか
お絵かき が なくなって
大きい子達みたいに、段取りよく手順よくパキパキッと
教材を進められるようになったら、

それはまたひとつ lさんが大きくなった 証だということ。



・・・もう戻れないあのときのあの場所は、
lさんにとっても、先生にとっても 
☆だいじだいじ☆の 『宝物』ですicon12










その後の、lさん。
あの時のお絵描きの成長が、その後の学びにも
生かされています!
先生の気持ちなんて、もうとっくに超えて、
先生がそばにいなくても、自分の頭で、歩いています♪  
















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Posted by 学研スポーツ公園通り教室・妻沼東ゆい教室 at 13:00幼児さん