2023年09月03日
クイズです➁ お料理するとき、何て言う?

先週のクイズ①の続きです。
(先週のクイズ よければご覧ください♪→<クイズです① 「ちちろ」って何でしょうー?>)
①のお話にも出てきた小学生の新聞。その、クッキングのページから、
レシピの手順を紹介する文章で、
こんな表現が、載っていました。
『中火をつけたフライパンを・・・』 ん?
さてそこで、クイズです!(笑)
『お料理で、加熱のためコンロの火をつけることを、何と言い表すでしょう?
(たとえば、上の表現では?)』
365日台所に立つ先生は、てっきり
「フライパンを火にかけ、中火にして・・・」 が当たり前だと思っていて、
中火を「つける」 とは、
初めて聞く表現で、??? だったのです。
(さて、みなさまは何と言いますか?)
それで、???と思いながら、よくよく
記事の写真を見ると、
フライパンを載せているのは、ガスコンロではなく、電気(IH)コンロ。
ああ、だからかもしれない。と、先生は納得しました。
昔からあるガスコンロは、点火するとボボッって、とりあえず火が出る。
それで、そこから、強火だったり、中弱火だったり、火加減をレバーなりつまみなりで調整するわけです。
だから、まず火を出して「かけて」、中火に調整「する」
対してIHコンロは、
きっと強・中・弱のスイッチが予めついているんだろうな。
(推測です。我が家はずっとガス火なので・・・(笑))
だから、火の種類を選んで、中火だったら中火で、ピンポイントで狙って「つける」
なあるほど~。
推測ながらも、
ことばって 日本語って
ますますおもしろくて、深いなあ と思った、
正解も不正解もない(笑)表現クイズ でした^^

もうあと何十年したら
お料理の時の点火は「かけて→して」よりも「つける」が
主流の言い方になってしまうのかしら?
(そもそも点「火」ということばが存在しているのかしら!(笑))
私たちの「当たり前」が、
今の子どもたちの見えている世界には、もう当たり前でないのかもしれない。
今には今の、
変わるしかない 時代の流れもある、ということですかね・・・


(以前のお話 よければご覧ください♪→<先生のつぶやき<国語科のこと>>)
では問題です。
「混ぜる」と「和える」の違いはなんでしょう~(笑)
台風にはくれぐれも注意しましょう。