2023年05月18日
中学教材からクイズです♪

学研教室の中学1年生の数学教材、
一番始めの集の「正負の数」の計算、その導入に、
こんな問題があります。
・2L余ることを「+(プラス)2L」と表すと、-(マイナス)5Lは、5L 「 」ことを表しています。
「 」には、余る の 反対の語句を入れて欲しいのですけれど、
・・・さて、みなさま、わかりますか?
小さい子のことば遊びみたいな、
国語のクイズみたいな、中学教材からのこの問題、
実は中学生(といっても、数カ月前は小学生でしたから、
小学校高学年、も入るでしょう)でも、
案外正しく、答えられないお子さまが最近は特に多いように思います。
そんな時の先生のヒントも、
いろいろ考えて、考えて、
「例えば、学校で給食が余ったら~ 隣のクラスにおすそわけするよね。
反対に 隣のクラスが丸缶こぼしちゃった! 給食分けてくださいーって来るのは、
隣のクラスの給食がどんな時?」
生徒さん、 うーん・・・と ピンと来ないようです。
今のご時世、余ったら足りないクラスに分ける、ということは
していないのかもしれません。
(先生が小学生の時は、隣のクラスの先生が、足りないからくださーい、なんて言って
しょっちゅう来ていたのだけれど苦笑)
「じ、じゃあ、 給食のカレーがクラスで余ったら~ みんなに分ける。
その反対に、自分のカレーがないよ~っていう時は、どんな時?」
・・・このヒントも、イマイチで、
少ない? 減らす? 余らない(~ない という反対ことばは使えませんー^^)
数学なのだけれど、国語指導みたいになっています。
そうか「給食」が、今の生徒さん達には興味ないのかも(!)知れない・・・。
と、いうことで
さささと描いたイラストとともに、「お金」の問題にしてみたら、答えられる生徒さんも多く、上手くいきました。
Z世代の次の、今のα(アルファ)世代のお子さま達は、
<花より団子>ではなく、団子より<花>のほう?
(本来の意味とは異なりますが・・・ 食よりもっと大事なものに
関心があるということでしょうか)
自分の心身を満たすために求めるアイテムや価値観が、
やっぱり昔と、変わってきているのかも知れませんね。
先生も、お子さんたちについていけるように、努力しなくては。
・・・と、生徒さん達から教えてもらえることがたくさんで、
毎年毎年、先生の勉強にもなっている
中学1年生の数学の、一番初めの単元の、この教材です^^



<正答は、コチラです♪>

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