2020年02月01日
好きなことはつづけた方がいいよ
「好きなことは、続けたほうがいいですよ。」
・・・はじめて教室にいらした方や、毎年定例の面談時などで
「うちの子は〇〇(習い事)選手になりたいそうなんですけど、現実はそんなに甘くないよ、と思ってて・・・」とか
「この子は理科の実験ばっかり好きなんだけど、他は全然で・・・」
と おっしゃるお母さまやお父さまに
今まで先生がかけてきた言葉です。
(教室でも、事あるごとに生徒さんに言ってるなぁ。)
なんで?
好きなことをしていると、脳が活性化されて
他の事にも興味が湧いてくるからです。
・・・脳科学的なお話。確かにそうみたいです。
先生が伝えたいのは、
「自分が、これだけは絶対好きだ、と思うことは、
たとえ それから離れても、またどこかで繋がって、
世界を広げてくれるから。」という事。
・・・実はね、先生の長女は、「走ること」が好きです。
(どうぞ過去の記事をご覧ください(笑))
過去には表彰などされていることもあってなのか
どうも、スポーツは何でもできる!と思われているらしいのですが、
・・・体は小っちゃいし、我が道を(のんびり)行くようなので(笑)
「走ること」は得意でも、「球技」は全然です(笑)
飛んでくるボールが、怖いそうです。
バドミントンなどは、シャトルに追いつく脚力はありますが、ほぼ空振りです。
サッカーでは、ボールが来てない時のコートのラインすれすれを、縦に行ったり来たりして
一応 活動的には見えている感じで(笑) 実はボールに触っていません!
(ドッヂボールは得意に入るかもわかりません。内野なら(笑))
・・・だけれども、とにかく好きな「走ること」を続けていたら、
速くなって、同じような仲間も増えて、
ちょっとくらい 何かが出来なくても、気にしなくなって
だって、同じ仲間との、楽しい時間があるから、
そして、
体が小っちゃくっても、ボール投げが7mしか飛ばなくても(笑)、
靴下を片方部室に忘れてきても、誰も何も気にしなくて、
むしろ、「私も~♪」とか「私だってー」とか、そんな状況で(笑)、
あれこれ心配や、気を揉んでいたりするのは、実は
親の先生の方ばかりだったりして、
本人は、好きなことがめいっぱいできるから、テストだ模試だと忙しそうだけれど、
ご飯ももりもり食べて、睡眠もぐっすりで、
・・・・で、結果、毎日が 楽しいそうです。 何よりです。
だから、たとえ、この先いつか、
お子さんが、
「選手になれないだろうな。」とか「そんなに甘くないよな。」と思ったとしても、
「選手」じゃなくとも、
好きなことに関連したお仕事は、沢山あるよ。
・・・ということを、お子さまの得意分野と一緒に、伝えてあげてほしい。
野球の選手だったら、サッカーの選手だったら、
「あなたはキャッチャーで、ピッチャーとかバッターのことをよく見て
判断できるから、誰よりも正確な審判になるのはどう?」とか
「100mのタイムは誰よりも速いんだから、タイムのデータをとって
作戦を練って、選手を育てる一流の監督はどう?」とか
(世の中にはいろいろな目線で試合に臨む監督がいらっしゃいますからね!)
ピアノだったら、
コンサート会場で弾く以外にも、幼稚園(こども園)の先生だったり、
ピアノの先生だったり、結婚式場で新郎新婦を優しく祝う奏者だったり・・・
理科の実験なんて、それは素晴らしい!
実験 一つとったって、
まず手順を読み込んで理解し、容量を量り、正確に量り取るためには
手先の器用さも求められます。
それらをまとめ上げる文章力だって求められることでしょう。
社会の歴史のある人物にやたら詳しい?
そうですそうです、
もしお時間が取れるのならば、実際にその人物にゆかりのある場所へ
お子さまと一緒に行ってみましょう。
「ここが、あの歴史上の〇〇が住んでいた場所、吸っていた空気、
登った階段、食べていたかもしれないお菓子・・・。」なんて
お子さまに伝えれば、きっと目を輝かせて、五感をフル稼働させて
体全部で、嬉しさいっぱいになるでしょう。
その後、旅行の記録を絵や文章や、写真やデータで
表現することを始めるかもわかりません。
始めなかったとしても、
いつでも引き出せる記憶になるでしょう。
次の一歩に繋がるはずです。
・・・好きなことを続けてみてください。
お子さまの成長とともに、総合的な能力が養われていきます。
・・・・目の前の道は、360°
お子さんだって、もう大きな私達だって(笑)
考え方一つで 大きく広がります。
お子さまの「これが好き」を大切に
自分の足で、どこへでも行けるように(笑)
世界を 広げてあげて下さいね



Posted by 学研スポーツ公園通り教室・妻沼東ゆい教室 at 09:00
│育児・子育て