2021年03月11日

防災の心構え、お子さまたちからご家族へ



今日で、東日本大震災から、丸10年です。










あの時は、熊谷市にある先生の自宅も、かなり揺れました。

こんな大揺れは、先生は生まれて初めての経験で、やっとなんとか
収まった・・・と思ったらすぐ、
保育園の年中さんだった次女を余震にびくびくしながら園まで迎えに行きました。
何とか家族が揃って、一夜明けて、
それから日ごとに、想定外の出来事が次々に起こりだしました。

でも、

震源地のお近くの地域では、ここをはるかに越えて
被災されたたくさんの方々が、いらっしゃいました。
そしてそれは、今も完全にすべてが解決していません。


日本は、海底のプレートの地形から
今後も地震が多く発生するであろうことは、まぬがれない事実です。
物資とこころの準備は常にしておこうと、
防災セットを入念に真剣に用意し始めた出来事でもありました。



そして、先月の夜中の、熊谷は震度5弱の、まだ続いていた(!)余震。

・・・これは、
誰かを、何かをあてにするのではなく、
自分自身が、1人1人が、自分の身は自身で守るという意識で
物事にあたらなければならないということを改めて思いました。 

だから、先月の余震の後、
先生から生徒さんへ 防災についてのアクションをおこせないかと考えていた時に
ちょうど見つけた、
とある 新聞の記事の「防災対策」から、
教室時間の中で、10分程度で出来るもの。
それぞれ自宅へ持ち帰って、親子で、家族で防災意識を共有できるもの。

小学生の生徒さんに
「安否(あんぴ)メモ」を作成してもらう事にしました。(上記の写真)







まずは、先日の夜中の地震について、気が付いた?どうだった?と
話した後、
(起きていた、と言う生徒さんが意外に多かったのが驚きました・・・!)
「これは何でしょう?」と
先生の書いた「安否メモ」を見せると、「うーん・・・?」

そして、

地震が起こった時に、家族がバラバラだったら・・・?

やっと家にたどり着いたときに、家族が居なかったら・・・?

そんな、大地震の時を想定して、避難の際に、自宅を離れる前に、
見える位置に貼って、家族の足あとを残しておく「安否メモ」です、と伝えて
早速書いてもらいました。

・「無事です」の一言。
・記入日
・氏名
・不在の際の電話番号


★安否メモに書いてはいけないこと★

・避難先 →不在がわかると、空き巣の被害にあう危険性が高まるから。

それから、先生が独自に追加した、

・イラストや、文字をデコったりすること
  →大体の年齢が予測でき、電話番号から、犯罪などにあう危険性が高まりやすいと
思ったから。



「今から逃げなきゃ、という時だから、時間はかけられない、
シンプルに、見やすく、大きく
ささっと 書くこと!」

電話番号は・・・? 
携帯を持っていなかったら、お父さんやお母さんのスマホなどの電話番号で。

・・・さぁ 知っていますか? 書けますか?


災害時でなくとも、普段の何かの時を想定して
お子さまに、家族と連絡のつく緊急の電話番号を知らせておくことは、
解っておいてもらうことは、これも
防災のひとつかも 知れませんね!


できた! それぞれの「安否メモ」は
早速それぞれのおうちへ持って帰ってもらいました。







東日本大震災を、
怖いとか恐ろしいとか、聞いたり見たりで知っていても、10年前ですから
記憶ではほぼなくて育ってきた生徒さんたちだと思います。
正直、書いたところで、ピンとこないでしょう。
だから、あの震災を経験しているおうちのかたに、是非見せてあげてください。

そして、お子さまと、
防災について、ひとつでもふたつでも 何か会話を交わすことができたら・・・
お子さまにとって、他人事ではない、
身近な問題になるのだろうと、思います。
(「安否メモ」の内容も、家族だけがわかる暗号にしてもよいかも知れませんね・・・)






離れていても、どこかへいってしまっていても、
家族が、
大切な人が、
みんな一緒に いられますように・・・child






そして、物とこころの備えは、常に万全に。health 
 

















教室についてはHP 「熊谷市 学研スポーツ公園通り教室」検索
1人1人に合わせてほめて、学ぶことが楽しくなる指導で、
学習を通して、お子さまのヤル気と主体性をのびのび、身に付けていきます。
「小人数」教室体制で学習中。 

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Posted by 学研スポーツ公園通り教室・妻沼東ゆい教室 at 13:00学習のようす