2020年03月02日
先生達だけじゃない・・・

・・・前回のつづきです。
話は前後するのですが、
「新型ウィルス感染症」の影響で学校が休校になる前に、
毎年3月下旬に開催していた
地元熊谷市の市民マラソン中止の決定がされていました。
(画像は、熊谷市の桜です)
我が家は、「親子マラソン」の時からお世話になっていた大会。
「親子マラソン」を卒業して、1人ランになった我が子達に、先生は
<応援隊長(笑)>として、声援を送っていた大会。
教室の近所のスポーツ公園では
この時期になると、かっちり戦闘ウェアや戦闘シューズ(笑)に身を包んだ
大人の方達や、
笑顔で、若しくは「ほら もうちょっと。がんばれがんばれ!」などと
声掛け合いながら親子で練習をする お父さま(お母さま)とお子さまの姿、
老若男女見かけて、何だか同志に思えてきて(笑)、
(この時期の公園の風物詩だな~。)なんて思って、嬉しくなっていたのですが・・・。
今年は、ほとんどいらっしゃいません・・・。
とりわけアシスタント長女は、<中学生枠>を抜け出して、初の<一般枠>としての出場。
去年の4月から、いや中学生時代から
抜かれつ、抜かれつ、抜きつ、抜かれつ、先月の北部駅伝でやっと抜いた(笑)
他校の高校生たちと、戦える。
そして、卒業した中学陸上部の在校生たちの活躍も楽しみに見られる!
得意はロードの長距離なだけに、通知を知った時
本当に開いた口がふさがらず、驚きと悔しさを見せていました。
(ロードとは、競技場の様に赤や青のゴム製のタータンがしかれていない
コンクリートの一般道のこと。 先生も長女の成長とともに、専門用語を知りました~(笑))
体も心も、<市民マラソン>になっていただけに
とても残念ですが、仕方のないことですよね・・・。
それで、ふと思い出しました。
この3月の熊谷市の市民マラソンは、各地の市民マラソンにもあるように、
むぎ茶と豚汁とコーンスープがふるまわれるのですが、
皆さんが。無料で。何杯でも。頂くことが出来るのです。
選手だけ、とか、エントリーはがきを持っている人だけ、とか
おひとり様一杯限り、とかではなくて、
選手の方々も、応援の方々も、お年寄りにも、小さいお子さま達にも。
ちゃんと列に並んでいれば、ちゃんと頂けます。
晴れた日ばかりではないだろう、屋外での熊谷市の行事
応援の先生も、野菜とお肉の旨みいっぱいの豚汁と
とろりとしたコーンスープは本当においしくて
ますます、このイベントが家族みんな大好きなのです☆
そして、この豚汁とコーンスープは、
学校給食で使う丸缶に入って何個も用意されますので
てっきり、給食センターの方達が作っておられるのだろうなぁ、と思っていたら、
開催地区周辺にお住いの方との世間話で、
地区の小学校のPTAの方たちが
朝から総出で作っておられるそうです!
聞けば、マラソン当日の、その地区のPTAのお母さま・お父さま達の
恒例行事であるそう・・・!
わいわいがやがや、人参や里芋やおねぎ等を沢山沢山切って、
沢山沢山の豚肉と煮込んで、たっぷりの味噌も用意して・・・・
コーンスープも、濃厚になるように何回も何回もかき混ぜて・・・・
・・・そうかぁ・・・。
多分、 今年は中止になってがっかりしているのは
選手と応援の、先生達一家だけではない。
一番がっかりしているのは、当日の選手たち、応援の方達、みんなみんなの
お腹とこころの楽しみと幸せの土台を、見えないところで準備してくれている
お母さま・お父さま ボランティアの方達 ・・・・だったりするのかも知れないなぁ。
毎年、毎年、走り切った娘達は、
「この豚汁、学校のと同じ味がする~~!」と、ニコニコ笑顔で
美味しい美味しいと、お野菜やお肉とほおばっていました。
お母さま・お父さまが、走って疲れた大きな・小さな我が子達に食べてもらうように作っておられるのですから☆
美味しいはずですよね♪
毎年毎年、ありがとうございます。ご馳走様です!
来年はまた (先生も(笑))楽しみに、
テントのお家まで(笑)頂きに、伺いますね

